マスクでゆるみがちな肌には、表情筋の筋トレがおすすめ

肌に何となくハリ感がなく、ゆるみを感じることはありませんか?その原因の一つにマスクが考えられます。顔には眼輪筋、口輪筋、頬筋といった顔の表情を作るのに大切な、いわゆる「表情筋」がありますが、マスクを着けていると、大きく口を開けて会話をせず、表情にあまり気を使わなくなるため、表情筋を使うことが減ってしまいます。表情筋は筋肉なので、お腹やお尻と同じように、使わないとどんどん衰えていき、たるみやむくみに繋がり、以前よりも顔が大きく感じてしまったり老けて見えるのです。

ゆるみを感じる

そんな悩ましい状態ですが、表情筋の筋トレをすることで、ゆるみのない肌を目指していけます。表情筋の筋トレなんて、どうやればいいの?と思うかもしれませんが、実は手軽に短時間で可能なものです。表情筋は、ほぐしてから鍛えることが大切なので、まずこめかみを指で優しくほぐし、そのまま頭皮もマッサージします。頭は顔の皮膚と繋がっているので、頭皮の緊張をほぐすことでリフトアップが期待できます。リンパの流れを改善するため、耳周辺もよくほぐします。そして、耳の下から鎖骨にかけて浮き出る「胸鎖乳突筋」を指でつまみながらほぐし、伸ばす向きと逆の鎖骨に手を置き、斜め上を向いて胸鎖乳突筋をストレッチし老廃物を流せば、ほぐし作業は終了です。

原因の一つにマスク

ほぐし終わったら、唇をアヒル口のような形にする動きと、前に突き出す動きを交互に20回行います。それから、唇の中央に人差し指を軽く押し当て、アヒル口にしながら指を押し返すイメージで20秒力を入れます。この一連の動きを1セットとし、1日2回から3回ほど表情筋を筋トレするのが理想です。ほぐしと筋トレは習慣化することで効果がより出るので、夜のバスタイムやスキンケアタイムといった、決まった時に取り入れると、無理なく続けられます。マスクで口元が隠れている時に、こっそりと筋トレするのも効果的です。